国産馬？外国産馬？
これまで私共は国産に拘って良質の馬肉を販売してきました。国産が一番でそれ以下の品質は認めないというスタンスを貫いてきました。
何故なら輸出用の馬肉の多くは馬に穀類を与え、運動させず肥育し、日本人が食べる好みの“馬刺し”用として加工しているのです。人間が好む霜降り肉に仕上げるために穀類を沢山与えて脂ののったお肉になるような飼育法をしているからです。もっと酷い馬肉の場合ですと剣山のような針を肉に突き刺し（業界ではこれをインジェクションと呼びます）、脂や添加物、乳化剤を注入して霜降り肉にしているのです。そしてそれらの余った部位や固い肉がペット用として利用されてきたからです。
これら霜降りの刺しの入った肉質にするには早く成長さすためにホルモン剤を使用したり抗生剤を使用したりして脂肪（刺し脂）がつくよう穀類を多く食べさせた飼育方法をしています。しかし、こういった脂の部位にホルモン剤などの成分が残りやすいといわれています。しかも犬にとっては脂身より赤身の方が適切であるといっても過言ではありません。
出来る限り赤身肉を推奨しています。
外国産馬にはその脂ののった馬肉、刺しの入った脂身が多いのが現状です。
ですから私共は「海外の馬肉＝駄目」と最初からレッテルを貼っていたのです。
ところが今回販売するアルゼンチン産馬肉は、ホルモン剤や抗生物質の投薬・使用もなく、天然の牧草だけで飼育し穀類は一切与えずに飼育しています。
また広い大地で放牧しストレスを与えていない飼育方法です。その牧場では安心できる飼育方法で馬を育てています。
しかも馬刺しのために脂がのるような刺しが入る育て方や投薬を一切していません。そのような安心できる外国産馬肉はあまり見ることが出来ません。
今回輸入しているアルゼンチン産の馬肉に関しましては馬刺しなどで不要となった馬肉部位ではなく、食用の部位、しかも穀類は与えておりませんので馬本来の肉質となっていますのでご安心下さい。
取り扱うにあたってサンプルを取寄せて肉質を見てみましたが実に綺麗な赤身で国産馬肉を凌ぐ品質に驚きました。
いや国産馬のお肉より凄れているかもしれません。何故ならば日本の環境と全く違うからです。アルゼンチンの馬はブエノスアイレスを中心に広がる広大な草原地帯で自由に走り回り、牧草ではなく自然の草を一年中食べて育てられているのでストレスもなく肉の旨味が違うのです。ですから脂が少ない上に全く内臓すら匂いがありません。
外国産馬でも一概にダメとはいえない、当店が扱っているアルゼンチン産馬肉は良質の安心できる馬肉といえます。
当店は一切妥協をしないドッグ用馬肉をご提供しています。
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