ドライフードから馬肉へ
ドライフードから馬肉や鹿肉食へと切り替える際に、稀に下痢になってしまうことがあります。元々、市販されているドライフードには便を調整する成分(薬品)が含まれています。
ですから、ドライフードなどから急に馬肉や鹿肉に切り替えますと、下痢を引き起こしてしまうかもしれません。
ドライフードの成分に適してしまっている腸内消化などが馬肉や鹿肉を与えることにより、体が過剰に反応をしてしまい下痢を引き起こしてしまうようです。
ですが、これも一過性の下痢でしてそれほど心配する必要はありません。もし深刻な状態でしたら、愛犬はぐったりとしてしまうことでしょう。そのような場合は医師にご相談下さい。
しかし、馬肉や鹿肉を与えたことによる一過性の下痢は、普段食べないものを食べることや、初めて食べたものに体が消化する段階で適応しきれていないだけですので、少しずつ慣れてきますとこれらは治まります。
ご心配のようでしたら、1週間前後の期間をかけて少しずつ生の馬肉・鹿肉の量を増やして切り替えていくという方法で体の消化器官を慣れさせて下さい。
また、一度ワンちゃんの体の体質を変えるためにも1〜2日の断食のようなことをするのもよいかもしれません。人間でも体質を改善するためにプチ断食などがよく行われますが、断食は行うことにより代謝の活性をはかり非常によいことなのです。
可愛い愛犬に断食なんてと思われるかもしれませんが、少しくらいの断食では大丈夫です。犬だって食欲のない時だってあるくらいですから意図的に断食をさせるのも一つの健康法だと思います。それから愛犬が普段のドライフードに慣れて、なかなか馬肉や鹿肉の生肉を食べないといったこともあります。
これは馬肉・鹿肉に限らず、今食べ慣れているものから切り替わる初めての食の味ということもあります。誰だって初めてのものには抵抗を感じるものです。その他に、ドッグフードには犬の嗜好性を高めるために、それに合う味付け、脂・香料などを加えて作られています。
何故ならこういったドッグフードは犬たちの喰いつきがよくなければ売れないのです。
これは馬肉に限らず、今食べ慣れているものから切り替わる初めての食の味ということもあります。その他、ドッグフードには犬の嗜好性を高めるために、それに合う味付け、脂・香料などを加えて作られています。
何故ならこういったドッグフードは犬たちの喰いつきがよくなければ売れないのです。
大量生産して大量消費しないといけないのですから、犬たちの好みの味にするように様々なものが添加されています。しかし、これらドッグフードの喰いつきが本来の喰いつきだとは思いません。何故なら馬肉を食べた犬はドッグフードに対して以前のような喰いつきをしないからです。
犬本来の体が求めている食物がドッグフードではなく生食だからです。しかし、切り替える際にどうしても慣れずなかなか食べてくれない場合は次のようにしてみて下さい。食餌の時間を決めて、食べても食べなくても時間が過ぎたら食器を下げるようにして下さい。例えば5〜10分といった感じで様子を見ながら与えてこういったことを数日間続けてみて下さい。
きっと少しずつ食べるようになる思います。量も少なめから徐々に増やすなど工夫してみましょう。それでも生の馬肉を食べてくれない場合には、馬肉を焼いたり調理をして慣れさせるのもいいかもしれませんね。過熱の際の注意点は、犬には味のないものを与えるべきであって人間と同じ味付けでは塩分の取りすぎになってしまいます。
肉本来の甘みや旨み等の素材そのものの味で調理し、化学調味料は一切使わないようにして下さい。
そして徐々にレア状態から、生の馬肉へと切り替えていくのもよいでしょう。しかし、肉の食物酵素は48℃で死滅してしまいますので出来る限り生のまま与えていただくのが好ましい犬への馬肉の与え方であるということを考えた上で色々な切り替え方法を試していただきたいと思います。
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